Enlightenment

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Enlightenment のホームページ より:

Enlightenment デスクトップシェルは Enlightenment Foundation Libraries を使った能率的でハッと息を飲むようなウィンドウマネージャと、ファイルマネージャ・デスクトップアイコン・ウィジェットなどの重要なデスクトップコンポーネントを提供します。前例のないようなテーマ機能を持ちながら古いハードウェアや携帯デバイスでも動作させることが可能です。

Enlightenment

Enlightenment ウィンドウマネージャとツールキットやオブジェクトキャンバス、抽象オブジェクトなどのデスクトップ環境の機能を提供する Enlightenment Foundation Libraries (EFL) から構成されています。2005年から開発中のままですが、2011年2月にコア EFL は最初の安定版 1.0 リリースがされています。Enlightenment のウィンドウマネージャはバージョン 0.17.0 として2012年12月21日にリリースされ、同じく EFL ライブラリの 1.7.4 リリースがされています。

インストール

Enlightenment は公式リポジトリenlightenment パッケージでインストールできます。

また、Enlightenment と調和する EFL ベースのターミナルエミュレータ、terminology もインストールすると良いかもしれません。

AUR からインストール

警告: これらの PKGBUILD は不安定な開発版のコードを使っています。自己責任で使用して下さい。

最新の開発コードをダウンロード・インストールする開発版の PKGBUILD が enlightenment-gitAUR として AUR から利用できます。

以下は、いまだに開発の初期段階にあってリリースがされてない EFL ベースのアプリケーションです:

Enlightenment の起動

お好きなディスプレイマネージャから Enlightenment セッションを選んで下さい。または xinitrc を設定してコンソールから起動してください。

Entrance

警告: Entrance はまだ実験段階であり、適切な systemd サポートがありません。自己責任で使って下さい。

Enlightenment は Entrance と言う名前の新しいディスプレイマネージャを持っており、AUR の entrance-gitAUR で利用できます。Entrance は非常に複雑であり設定は /etc/entrance/entrance.conf で行います。systemd を使って entrance.service を有効にすることで使用できます。

Enlightenment を手動で起動する

コンソールから手動で Enlightenment を起動したい場合は以下の行を ~/.xinitrc に追加してください:

~/.xinitrc
exec enlightenment_start

これで startx と入力することで Enlightenment を起動できます。詳しくは xinitrc を見て下さい。

設定

ネットワーク

ConnMan

Enlightenment の推奨ネットワークマネージャである Connman公式リポジトリconnman パッケージで利用できます。Connman に書かれている手順に従って設定してください。

設定を拡張するには、Econnman (AUR の econnmanAUR もしくは econnman-gitAUR) と関連する依存パッケージをインストールしてください。

NetworkManager

networkmanager を使ってネットワーク接続を管理することも可能です。NetworkManager の指示に従って設定を行なって下さい。

設定を楽にするために network-manager-applet を使うこともできます。このアプレットをスタートアッププログラムに加えることで Enlightenment を立ち上げた時にシステムトレイに表示されるようになります。Settings Panel -> Apps -> Startup Applications -> System に行って Network を有効にしてください。

ネットワークが接続されても、アプレットはシステムトレイを有効にしないと表示されません。#システムトレイ を参照。

Polkit エージェント

Enlightenment にはグラフィカルな polkit 認証エージェントがないため、特権が必要なアクション (例: システムデバイス上のファイルシステムのマウント) をしたいならば、認証エージェントをインストールして、自動起動させる必要があります。Settings Panel -> Apps -> Startup Applications -> System に行って有効にしてください。AUR には EFL ベースの認証エージェント polkit-efl-gitAUR が存在します。

GNOME Keyring の統合

Enlightenment で gnome-keyring を使うことが可能です。ただし今のところ完全に動作させるには細かいハックが必要になります。 まず Enlightenment に gnome-keyring を自動起動するようにさせて下さい。そのためには Settings Panel > Apps > Startup Applications に行き Certificate and Key Storage, GPG Password Agent, SSH Key Agent そして "Secret Storage Service" を有効にする必要があります。その後 ~/.pam_environment を編集して以下を追加してください:

#Set gnome-keyring as the ssh authentication agent
SSH_AUTH_SOCK=/run/user/${UID}/keyring/ssh

これで次のログイン時にキー管理に必要な変数が設定されます。

このトピックについては GNOME Keyring の記事に詳細が載っています。

システムトレイ

ノート: Enlightenment 20 から、Xembed のサポートは削除されました [1]。これにより古いアプレットはシステムトレイに表示できなくなりました。そのようなアプレットを使用するには、stalonetray などのスタンドアロンのシステムトレイアプリケーションを使用する必要があります。

Enlightenment はシステムトレイをサポートしていますが、デフォルトでは無効になっています。システムトレイを有効化するには、Enlightenment のメインメニューを開いて、Settings サブメニューから Modules オプションをクリックしてください。Systray オプションのところまでスクロールします。Load ボタンをクリックしてください。モジュールをロードすれば、Shelf に追加することができます。システムトレイを追加したい Shelf を右クリックして、Shelf サブメニューの Contents オプションをクリックします。Systray のところまでスクロールしてください。'Add' ボタンをクリックしてください。

通知

Enlightenment には Notification 拡張による通知サーバーがあります。

  • 下で定義した "screen" のコーナーに通知は表示されます。
  • 利用できるスクリーンポリシーは Primary Screen, Current Screen, All Screens, Xinerama です。
  • 緊急度によって通知はフィルタリングできます (Low, Normal, Critical あるいはその組み合わせ)。
  • デフォルトの通知のタイムアウトを設定することができます。
  • 通知サーバーは任意で ID の置換えリクエストを無視できます。

テーマ

Enlightenment の見た目をカスタマイズするテーマが以下から利用できます:

テーマ (.edj フォーマット) をインストールするには、テーマの設定ダイアログを使うかファイルを ~/.e/e/themes に移動してください。

ノート: Enlightenment は安定したテーマ API を提供していません。テーマ API には、E17 がリリースされた後も、多くの変更がずっと加えられ続けています。定期的に更新がされていないテーマはおそらく動作しないでしょう。
ヒント: GTK と Qt アプリケーションの外観を Enlightenment のデフォルトテーマに合わせるには E17 GTK テーマ などのテーマをダウンロードして、~/.themes/ に配置して Enlightenment の設定からアプリケーションテーマを選択して、設定します。これで GTK2 と GTK3 アプリケーションはデフォルトの Enlightenment テーマに合うようになります。Qt アプリケーションは GTK+ テーマを使って GTK+ アプリケーションの使用するテーマを模倣するように設定できます。以上の設定で、ほとんどのアプリケーションがデフォルトの Enlightenment テーマで完全に調和するようになります。Qt と GTK アプリケーションの外観の統合も参照。

GTK+

GTK+ テーマを変更するには Settings > All > Look > Application Theme を開いて下さい。

モジュールとガジェット

モジュール
Enlightenment ではこの名前はガジェットの"後ろで動く"コードとして使われています。
ガジェット
Enlightenment のエンドユーザーが何かをするのを手助けするフロントエンドまたはユーザーインターフェイス

多くのモジュールはあなたのデスクトップや shelf に追加できるガジェットを提供します。(CPUFreq など) モジュールによっては1つのガジェットしか提供しませんが、(Composite など) 他のモジュールは追加機能を提供します。Systray などの特定のガジェットは shelf にしか追加できません。Moon などのガジェットはデスクトップにしかロードできません。

"Extra" モジュール

警告: これらのサードパーティ製のモジュールは Enlightenment の開発者による公式サポートを受けていません。また、git から直接取得するので、場合によっては開発コードが動いたり動かなかったりします。自己責任で利用して下さい。

ここで説明しているモジュールの他にも、e-modules-extra-gitAUR から多数の "extra" モジュールをインストールできます。

Places

Places はコンピュータに接続した(携帯やカメラといった usb ポートに挿入したストレージデバイスなどの)さまざまなデバイス上のファイルをブラウズするのを助けるガジェットです。

places-gitAUR から利用可能です。

ノート: Enlightenment では外部デバイスの自動マウントにこのモジュールは必要なくなりました。

Scale Windows

Scale Windows モジュールは複数の機能を追加します。コンポジットを有効にする必要があります。scale windows は開かれている全てのウィンドウを縮小し整列させます。これは macOS では "Mission Control" と呼ばれています。scale pager は compiz の expo プラグインのように全てのデスクトップを縮小して表示します。どちらもデスクトップにガジェットとして追加したりキーバインド・マウスバインド・スクリーンエッジバインドに設定できます。

人によっては標準のウィンドウ選択キーバインド ALT + Tab で Scale Windows のウィンドウ選択に使いたいと思うかもしれません。この設定を変更するには Menu > Settings > Settings Panel > Input > Keys に行き、ここからキーバインドを設定してください。

ウィンドウ選択キーバインドを Scale Windows に置き換えるには、ALT セクションまで左パネルをスクロールして ALT + Tab を選択してください。そして、"Scale Windows" セクションまで右パネルをスクロールして Select NextSelect Next (All) を選択してください。Apply をクリックすることでバインドが保存されます。

comp-scale-gitAUR から利用可能です。

トラブルシューティング

予期せぬ挙動を見つけた時は、以下を行えます:

  1. デフォルトのテーマでも同じ挙動が存在するか確認する
  2. インストールしたサードパーティ製のモジュールを無効にする
  3. ~/.e をバックアップしてから削除してみる (例: mv ~/.e ~/.e.back)

バグを発見したと思ったら 上流に直接 報告してください。

コンポジット

設定を失敗して設定ウィンドウが現れなくなった時は、コンポジタの設定をリセットする決め打ちのキーバインドがあります: Ctrl + Alt + Shift + Home

フォントが読めない

フォントが小さすぎて画面が読めない場合、適切なフォントパッケージをインストールしてください。ttf-dejavuttf-bitstream-vera はオーソドックスなフォントです。

Settings -> Settings Panel -> Look -> Scaling からスケーリングを設定できます。

バックライトが暗い

ログアウト時に Enlightenment によってバックライトが 30% に設定されてしまうことがあります。Enlightenment セッションにログインしないと 100% に戻りません。これは Enlightenment 以外のデスクトップ環境も使っている場合に困ります。そのデスクトップ環境を使用するときにバックライトが通常のレベルに自動的に戻らないためです。この問題を修正するには、Enlightenment の Settings Panel を開いて、Look タブの Composite オプションをクリックしてください。Don't fade backlight にチェックを入れて OK をクリックします。

カーソルテーマがバラバラ

Firefox などのアプリケーションで使用されるカーソルテーマとデスクトップで使われるカーソルテーマが異なってしまうことがあります。これはデスクトップアプリケーションが X カーソルテーマを使用するのに対して Enlightenment は自分のカーソルテーマを使うためです。カーソルテーマを統一するには、常時 X カーソルテーマを使用するように Enlightenment を設定します。Enlightenment の Settings Panel を開いて Input タブをクリックしてください。Mouse オプションをクリックします。Enlightenment から X にテーマを変更して OK をクリックしてください。これで、どこでも同じカーソルテーマが使われるようになります。X カーソルテーマ自体が統一されていない場合、カーソルテーマ#XDG の仕様を参照。

背景画像

好きな壁紙を ~/.e/e/backgrounds/ にコピーしてください。

デスクトップの MMB や RMB は設定にアクセスを与えます、/Desktop/Backgrounds/ を選択してください。

~/.e/e/backgrounds/ フォルダに新しくコピーされた画像は自動で更新される自動で更新される壁紙リストに入ります。ドロップダウンメニューから希望の壁紙を選択してください。全体設定の適切なタブから、背景画像のタイリングなどを設定することができます。

Enlightenment DR16

Enlightenment, Development Release 16 は最初2000年にリリースされ、2009年に 1.0 になりました。もとは DR16 は Enlightenment プロジェクトのバージョン 0.16 を意味していました。現在 Arch のリポジトリではただの "Enlightenment 16" として、今日も開発が続けられており、Kim 'kwo' Woelders によって定期的に更新されています。速度を保ちながらコンポジット・影、透明度などの機能が加えられ、E16 は元の作者 Carsten "Rasterman" Haitzler による最新の改善がなされています。

E16 をインストールするには

enlightenment16 をインストールしてください。

E16 は他の WM とは全く異なっているため、インストール後は /usr/share/doc/e16/e16.html を読んで勉強してください。man ページは man enlightenment ではなく man e16 です。スタートアップオプションだけを説明しています。

基本的な設定

E16 のほとんど全ての設定は ~/.e16 にあり、自由に編集ができます。メニューなどもここに含まれています。

ショートカットキーは手動で修正するか、e16 プロジェクトの sourceforge ページでソースとして提供されている、もしくは AUR の e16keyeditAUR パッケージから e16keyedit を使ってください。キーボードショートカットファイルはデフォルトでは ~/.e16 に作られません。ショートカットを変更したい場合、ホームディレクトリにコピーすることで変更できます:

$ cp /usr/share/e16/config/bindings.cfg ~/.e16

スクリプトの起動・再起動・停止

~/.e16 フォルダに Init, Start, Stop フォルダを作成してください: このフォルダ内にある .sh スクリプトは起動 (Init フォルダ) と再起動 (Start フォルダ) そしてシャットダウン (Stop フォルダ) それぞれで実行されます; MMB / settings / session / <enable scripts> ボタンで有効にすることができ chmod +x yourscript.sh で実行可能にできます。pulseaudio やお好みのネットワークマネージャアプレットを起動するなど。

コンポジタ

影や透明度などは全て Composite の MMB や RMB から設定することができます。

参照