GPD Win

提供: ArchWiki
2017年2月21日 (火) 21:56時点におけるKusakata (トーク | 投稿記録)による版 (同期)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
移動先: 案内検索

GPD Win は小型 (5.5インチディスプレイ) の携帯デバイスです。

ハードウェア

このセクションで説明していないハードウェアは特に設定をしなくても問題なく動作します。

内蔵 Wi-Fi

Linux Bug 185661 が解決されるまでは、内蔵されている Wi-Fi を使うにはフィックスが必要になります。こちら から brcmfmac4356-pcie.txt を入手して /lib/firmware/brcm に配置して brcmfmac モジュールをリロードしてください。

ノート: ウェブページの右下にある "txt" ボタンでは適切なファイルがダウンロードされません。中身を手動でコピーアンドペーストして brcmfmac4356-pcie.txt としてください。

Arch Linux のインストーラーで内蔵 Wi-Fi を動作させたい場合、Windows 10 から上記のファイルを C:\ にダウンロードしてインストーラーで以下を実行するのが一番簡単です:

ディレクトリを作成して Windows 10 パーティションをマウント (mmcblk0p2lsblk を実行して確認できた Windows 10 パーティションに置き換えてください):

# mkdir windows
# mount /dev/mmcblk0p2 windows

ファイルをコピー:

# cp windows/brcmfmac4356-pcie.txt /lib/firmware/brcm

モジュールをリロード:

# modprobe -r brcmfmac
# modprobe brcmfmac

Wi-Fi に接続:

# wifi-menu

バッテリーセンサー

フィックスはまだ見つかっていません。Intel Battery Management Device INT33FE が使われています。詳しくは次のページを見てください: [1] [2]

X セッションの回転

携帯ディスプレイが使われているため、ディスプレイは適切に回転させる必要があります。カーネル 4.9.2 から、X セッションの回転は (xrandr による手動設定あるいはデスクトップ環境の設定を問わず) 問題なく動作します。

タッチスクリーンの回転

カーネル 4.9.2 から、X セッションを回転すると自動的にタッチスクリーンも回転します (gnome-control-center で確認)。回転しない場合、以下のコマンドで上手くいくこともありますが、絶対にそうなるとは限りません:

$ xinput set-prop 'Goodix Capacitive TouchScreen' 'Coordinate Transformation Matrix' -1 0 1 0 -1 1 0 0 1

サウンド

最新カーネルで問題なく機能します。linux-lts カーネルでは全く音が鳴りません。

メモリカードリーダー

最新カーネルと linux-lts カーネルのどちらでも問題なく動作します。

ボリュームボタン

フィックスはまだ見つかっていません。

画面輝度の調整

フィックスはまだ見つかっていません。

インストール

インストーラーの起動

起動時に "Del""Esc" を押し続けて BIOS を開いてください。BIOS からは、USB ドライブを優先して起動するようにオプションを変更してください。

Arch Linux の起動オプション画面では、"e" を押して起動オプションを編集して i915.fastboot=1 を追加しないと画面が表示されません。また、画面が正しく回転されるように fbcon=rotate:1 を追加してください。

Windows 10 とデュアルブートするためのパーティションのフォーマット

Windows のディスク管理などを使って Windows 10 のパーティションを縮小して Arch Linux の新しいパーティション用の領域を作成してください。

lsblk を実行してパーティションを確認して以下のパーティションの番号をメモしてください:

  • (X) Windows ブートローダー (100MB のパーティション)
  • (Y) Windows 10 パーティション
  • (Z) 新しい Linux のパーティション

新しい Linux パーティションをフォーマットしてマウント:

# mkfs.ext4 /dev/mmcblk0pZ
# mount /dev/mmcblk0pZ /mnt

ブートディレクトリを作成して Windows ブートローダーをマウント:

# mkdir /mnt/boot
# mount /dev/mmcblk0pX /mnt/boot

Arch Linux のインストール

ベースシステムをインストール:

# pacstrap -i /mnt base base-devel

Wi-Fi を使うためのファイルをコピー:

# cp /lib/firmware/brcm/brcmfmac4356-pcie.txt /mnt/lib/firmware/brcm

その後はインストールガイドのブートローダーの設定まで手順を進めてください。

ブートローダーのインストール

ブートローダーをインストール:

# bootctl install

/boot/loader/entries/arch.conf を以下のように作成:

ノート: linux-lts を使用する場合は、/vmlinuz-linux/vmlinuz-linux-lts に、/initramfs-linux.img/initramfs-linux-lts.img に置き換えてください。
title   Arch Linux
linux   /vmlinuz-linux
initrd  /initramfs-linux.img
options i915.fastboot=1 fbcon=rotate:1 root=/dev/mmcblk0pZ rw

トラブルシューティング

全てのコアを使用した場合にクラッシュする

CPU の Turbo Boost はソフトウェアによって制御されますが Linux カーネル (4.4) は CPU の速度をあまり下げずに、ずっと 2.4Ghz 程度で動作します。4コア全てを使い切ると CPU がクラッシュすることがあります。Turbo Boost 機能を無効化することでクラッシュは解決します (BIOS の "Turbo Mode" 設定)。詳しくは こちら を参照。